防犯マニュアル
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入居前のチェックはもちろん、入居のちょっとした心がけも大切です。
安全で快適な生活を送るため、以下のような点にお気を付けください。
周辺環境
駅やバス停周りの雰囲気
公共交通機関を利用することを考え、駅・バス停から自宅までをチェックしておきましょう。
・人通りはあるか
・飲食店などがあり、にぎやかでも治安が悪く(酔っ払いが多いなど)ないか
公共交通機関やタクシーなどの利便性
仕事や用事で夜遅くの帰宅になる可能性もある方は、注意が必要です。
・電車やバスなどの最終時間
・降りた駅やバス停で、タクシーは簡単につかまるか
帰宅経路
実際に物件まで歩いてみましょう。
・休日の昼間と、平日の夜は街の雰囲気が変わるところが多い。
両方チェックしておきたい。
・人通りの少ない道や、明かりの少ない通りはないか。
・広い公園や駐車場など人気の少ない場所はないか。
・もし上記の条件がある場合、迂回路はないか。
建物
侵入経路
建物の周辺を歩いてみて、泥棒が侵入できそうな箇所がないかチェックしてみましょう。
・侵入される足場となるもの(電柱や隣の塀など)はないか
・不審者が姿を隠せる場所(大きな植木や外から見えにくい非常階段など)はないか
郵便ボックス
郵便物は個人情報の宝庫です。
・郵便受けは施錠できるか。また、投入口に手が入らないようになっているか。
・宅配ロッカーがあればなお便利で、外部の人間の侵入が減るので安心。
ゴミ置場
ゴミの中にも個人情報がいっぱいです。
・建物敷地内に鍵付きごみ置き場があるとなお良い。
・個人名などが特定されそうなものは、シュレッダーにかけてから捨てること。
エントランスや非常口
外部の人が容易に入れないような建物だとずいぶん安心です。
・玄関はオートロックか。
・非常階段や駐車場へ通じる道への出入り口などから簡単に入ることができる物件も注意。
室内
玄関ドア
鍵を開けるのに時間がかかるドアは、泥棒にとっては嫌なものです。
・最近では2カ所施錠する1ドア・2ロックの物件もある。
・補助錠を追加する。
・のぞき穴を外してそこから鍵を開けるケースを考え、外から開かないか確かめる。
鍵
入居者が替わるタイミングで鍵が交換されているか確認しましょう。
・ピッキングされにくいディンプルキーが望ましい。
・カード式や暗証番号付きの電子錠も登場している。
・サムターンまわし対策も、市販されているカバーを付けるだけでもOK。
窓
侵入犯の約半数がガラス破りで侵入しています。
・備え付けの鍵だけでなく、市販の補助錠や防犯ブザーを付ける。
・廊下側の窓も面格子が付いているか。
バルコニー
バルコニーからの侵入を防ごう。
・排水管、非常階段、電柱、ブロック塀などから、バルコニーに侵入されやすくないか。
・隣の住戸からバルコニーを通り侵入。隣の住戸とバルコニーでつながっていないか。
(しかしつながっていれば、火災時の避難通路になる。)
暮らし方の工夫
帰り道「ながら」はダメ
足音やバイク音などが聞こえなくなる状況は危険です。
・携帯しながらは電話に夢中になり、足音やバイク音などが聞こえなくなり危険。
音楽を聴きながらもNG。音には敏感に。
部屋に入る時
玄関を開けて部屋に入る際、後ろから襲われ、室内にひきずりこまれる犯罪に気をつけましょう。
・鍵をバッグの奥底にしまい込むのは玄関前で出すのに手間取るのでNG。
すぐ取り出せる場所に。
・入る際に「ただいま」と声をかけ、同居人の存在を匂わせるのも有効。
怖い待ち伏せ
入居者が帰ってくるのを部屋で待ち伏せる犯罪もあります。出かけたときと違うようすを感じ取りましょう。
・玄関ドアにつまようじをはさんだり、目につきにくい場所にセロハンテープを貼るなど。
一度開いたかどうかを確かめてみる。
一人暮らしや留守だと分からせない
女性のひとり暮らしは特に気をつけましょう。
・洗濯物に男性ものの下着を交ぜる、表札に2つの苗字を書くなど、ふたり暮らしに見せる方法は有効。
・かわいらしい柄のカーテンや出窓に人形を飾るのも、「若い女性のひとり暮らし」をアピールすることに繋がるので避ける。
・ポストに新聞が入ったままなのも、不在の印なので注意。
・夜、ランダムな時間にタイマーで電気がつくようセットするなど。
貴重品は取りにくい場所に
泥棒が一番嫌がるのは、手間がかかることです。
・ぬいぐるみのファスナーの中に袋を入れ、さらにその中に隠す。
・意外と冷蔵庫、トイレのタンクの中は見つかりやすい場所なので避ける。
・通帳と印鑑は分散させておく。